隆鼻術

鼻を高くする・鼻筋を通す

隆鼻術
各治療法のご案内

隆鼻術 プロテーゼ(人工軟骨)による隆鼻術
隆鼻術にはヒアルロン酸を注入するプチ整形と人工の軟骨(プロテーゼ)を使って鼻を高くする方法の2通りがあります。それぞれメリット、デメリットがあり、その方の希望や生活環境に合わせて治療を選択することができます。

手術について
●麻酔について
隆鼻術は局所麻酔でも可能な治療です。しかし、鼻先への麻酔は痛みを伴う場合があります。そのため、当院では神経ブロックを応用した方法でも麻酔いたします。これによって痛みは大きく緩和されるようになりました。また、ご希望に応じて静脈麻酔、全身麻酔などで対応することも可能です。ご安心下さい。
●手術方法
使用するプロテーゼの大きさに合わせて鼻の穴を数ミリ切開し、プロテーゼを挿入するための通り道を作ります。プロテーゼを挿入する土台となる部分の骨膜下を適切に処理します。鼻の状態、希望する高さ、骨の形状に合わせ、プロテーゼを加工します。プロテーゼを挿入し、高さ・形状を確認します。ご希望の内容に合っているか、鏡で確認してもらいます。問題なければ傷を縫合して終了です。
治療前の鼻 治療後の鼻
●手術時間
30 – 40分程度

プロテーゼの種類について
一般的に使用されているプロテーゼにはL型とI型の2種類があります。高くすることを目的とするなら、L型のプロテーゼを使用します。クリニックによっては鼻先もL型で高くすることができるという認識でいる場合があるようですが、大きなリスクを背負うことになりますので当院ではL型ではなくI型を使用し、鼻先には軟骨などを移植して安全でかつ美しく仕上げる方法で治療いたします。 プロテーゼと鼻骨

メリット I 型プロテーゼ……鼻先に一切の負担をかけることがないため、安全性に優れている。
鼻尖縮小など他の治療との併用が容易。

L型プロテーゼ……安定しやすく左右にずれにくい。単に鼻全体を高くするには有効。
デメリット I 型プロテーゼ……しっかり固定しないと左右にずれる可能性がある。

L型プロテーゼ……鼻尖部(鼻先)には皮膚と軟骨組織しかなく皮膚に余裕がない為、厚みのあるプロテーゼを使用したり、鼻先を高くする目的で使用すると、皮膚が薄くなり赤みがでるなど、最悪の場合は表面の皮膚を突き破るおそれがある。東洋人(日本人)の場合、全体的に鼻先は丸みがかっており、L型の使用で不自然に鼻が大きく強調される可能性が高い。アップノーズの可能性がある。

術後の経過について
●治療後の傷及び経過

当日 治療後(高さ・形状を確認後)、腫れを予防し、不意な外傷によるズレを生じないようテープで固定します。リカバリールームで30 – 40分程度休んで帰宅していただけます。手術後4 – 5時間で軽い鈍痛が出る可能性はありますが、処方されたお薬を服用していただければ落ち着きます。
1日後 目元全体に腫れを生じています。著しい痛みなどはありませんが、腫れのため、安静が必要です。テーピングは腫れを抑える目的と、プロテーゼのズレを防ぐために重要です。通常5日間行います。
3日後 個人差もありますが、腫れは徐々に引いていきます。
5日後
傷に糸はありますが、外見上、著しく不自然な状態ではありません。テーピングを外します。

7日後 抜糸をします。この頃には腫れはほとんど引いています。
2週間後 特別変化はありません。
1ヶ月後 基本的には仕上がりの状態です。
3 – 6ヶ月後 完全な仕上がりです。

●腫れ
不自然な腫れは通常、4 – 5日程度です。
●痛み
術後から著しい痛みはありません。鈍痛に関しては内服で十分コントロールできます。
●傷について
鼻の穴の中ですので表面には一切ありません。
鼻の切開部分

治療後の固定について
プロテーゼを安定させる目的と腫れを軽減する目的で鼻の周囲にテープで固定します。当院ではその固定を4 – 5日行っていただきます。安定はもちろんのこと腫れも軽減できるため大切です。

隆鼻術におけるトラブル


鼻先を少しでも高くしようとした時に皮膚に負担がかかり、プロテーゼが皮膚を突き破って出てくることがある。
感染症
プロテーゼは人工物ですので万一、感染した場合は必ず抜去をする必要があります。隆鼻術とはいえど手術室の衛生基準は重要です。

手術室の衛生基準についてはこちら

隆鼻術の後に下記の症状が出た場合は注意が必要です。
熱感がある
鼻先が常に赤い
外気温との差などで赤くなる
痛みがある
鼻先が柔らかい(プヨプヨしている)
プロテーゼの形が透けて見える
鼻先が白っぽい