当院で使用しているヒアルロン酸製剤はアラガン社のジュビダームシリーズとガルデルマのレスチレーンシリーズです。両製品とも注入したヒアルロン酸が完全に吸収されるには1年半から2年程度とお考え下さい。
ただし効果についてはこの期間ではありません。1年半から2年というのは吸収されてヒアルロン酸そのものがなくなる期間です。効果については部位にもよりますが、6、7割吸収されると効果が無くなった、かなり効果が衰えたと感じると思いますので、概ね1年程度は持続するとお考え下さい。
FAQ
数カ月前に他の病院でヒアルロン酸注射しましたが、そちらでも注射できますか。
数ヶ月前ですと効果はまだ残っている状態です。追加注入ですと、前に受けられた医療機関でのヒアルロン酸製剤を確認していただき、その種類によっては当院でも継続的なヒアルロン酸注射を受けて頂くことは可能です。
ただし、種類によってはお断りさせて頂く場合もございます。
注射した後は腫れますか、メイクはできますか。
腫れというのはほとんど起こしません。注入後からメイクをして頂けます。
昼休みに行きたいのですが、すぐにヒアルロン酸注射できますか
初めてのヒアルロン酸注入ですとカウンセリングが必要ですし、注入前に麻酔クリームもしくは麻酔シールを貼って表面麻酔を行いますので昼休みのお時間では難しいと思います。2回目以降であれば、麻酔クリームを使用しないもしくは、事前にお渡ししてご来院いただければお昼休みでもヒアルロン酸注射は可能です。
ヒアルロン酸注射は注入したあと何かトラブルが出ることがありますか。
ヒアルロン酸注射の治療後に起こる問題ですが、基本的には特に引き起こすようなことはないと考えて頂いて構いません。基本的には局所的に注射をするだけですので内出血等は起こり得ますが、トラブルという問題はご心配要りません。
ただし、血流障害を引き起こした場合は非常に厄介です。万一、血流障害を引き起こした場合、早急な対応が必要となります。
その対処法や対策についてはカウンセリングの際に症状等詳しくご説明させて頂いておりますし、当院ではヒアルロン酸注入後のオンコール体制も整っていますので安心してヒアルロン酸注射を受けて頂くことができます。
目尻のたるみが気になります。
答えは「眉毛下切開」です。
上眼瞼切開というのは、二重まぶたのライン上を切開し、弛んでしまった皮膚を取り除くことができますが、たるみを除去できる範囲というのは、目尻のギリギリの位置までです。
それとは違い「眉毛下切開」の場合、眉毛の直下を切開するのですが、目尻よりもさらに広げて切開することができることから、目尻側のたるみについてはより効果的に除去することができるのです。
一重まぶたのままでもたるみを解消できますか?
眉毛ギリギリで切開すると眉毛の毛根が無くなりますか?
切開する位置によっては毛根を傷つけてしまいその部分だけ睫毛がなくなってしまうことはあります。しかし、それは切開の時の工夫でそうさせないこともできます。当院では毛向きに応じて切開するなどの工夫をしていますので心配は不要です。
ただし、事前にご説明しますが、その方の希望する仕上がりに応じて眉毛も含めて切開するデザインを描くことがあります。相談もなしに眉毛がなくなるような事はございませんのでご安心下さい。
二重のデザインは選べますか?
もちろんです。実際にご自身のまぶたを使ってシミューレーションし、ご希望の二重まぶたのイメージを具体的に把握していただけます。その上で、埋没法を受けるか否かご検討していただければ構いません。
埋没法は何年位持ちますか?
埋没法を受けようと考えている方で非常に多いのが、どれくらい持つか?という質問です。
一生持つものとして作りたいのは当然なのですが、こればかりはいつまで持つか、何年もつか?というのはお答えのしようがないのです。
中には一生持続するという方もお見えになるでしょうし、数年で取れてしまうという方も見えます。
埋没法のライン消失のリスクですが、まぶたの厚み(眼窩脂肪、皮膚、瞼板前結合組織など)、希望している二重まぶたの幅、まぶたを擦ったりするなど外的な要因があります。
- まぶたの厚み
- 希望している二重瞼の幅
- 擦るなど外的要因 など
これらが複合してしまうこともあり、具体的にどれくらい持つかということはわからないというのが正直な返答です。もちろん、ライン消失のリスクを少しでも抑えるよう、糸の種類や結び目、ループ等様々な工夫をこらしていますが、それでもどれくらい持続するかというのは難しい回答なのです。
そのために当院では1年以内のライン消失については保証制度を設けています。1年以内のライン消失は全て無償で埋没法を受けていただくことができます。また、ライン消失ではなく何かしらの問題を生じた場合には期限を設けることなく対応していますのでご安心下さい。